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くらし 器 てぬぐい

てぬぐい「恵比寿さま大黒さま」

2019 / 01 / 01  11:34
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あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします

 

おめでたいスタート

『恵比寿さま大黒さま』

(金のなる木改題)

デザインは鴨川志野さん

 

ニコニコ福々の恵比寿さまと大黒さまが

なにやら文字の描かれている「木」を掲げています。

暗号のようなその文字には・・・

 

以下、

デザインの源となりました小咄

(一説にはホントの話だそうです)に

お付き合いいただけますと幸いに存じます。

 

『金のなる木』

 

徳川家康公のお話です。

あるとき

家康公が近臣に話しました。。

『世の中には「金の成る木」があるそうだが

誰か知っておるか?』

続けて

「知らぬなら余がこれを教えよう」といって言葉を

書きました。

 

達筆な筆運びで、

「よろずほどよ木」

「しょうじ木」

「じひぶか木」

と半紙に三つ言葉で木の幹をスッと書かれました。

 

おおお!と近臣一同

 

そばに控えていたその当時一流の風流人細川幽斎、

幹の左右に四本ずつの枝をかき加えました。

 

右の枝には、

 「あさお木」

 「いさぎよ木」

 「しんぼうつよ木」

 「ゆだんな木」

左の枝には

 「かせ木」

 「ついえな木」

 「養生よ木」

 「かないむつまじ木」

と合計8本の枝を書き加えました。

 

一同、おおおおお!ということで・・・

 

この『木』を守れば富貴を得られ、

繁盛するであろうということです。

 

家康公の『金のなる木』の逸話です。

 

わかっちゃいるけど、

全部守り続けることはなかなかできません。

そして、畏れ多くも

この木(この機)に『まえむ木』を足しちゃいました。

 

合計12本の『き』を心に想い、

日々の生活に精進したいと思います。

 

絵のモチーフは浮世絵。

江戸時代の庶民たちが

札に入れたり、飾ったり、教訓としたそうです。

昔も今も変わらない。

 

新発売てぬぐい

 

『恵比寿さま大黒さま』ご愛用いただければ幸いです。